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初心者におすすめのFXは国内と海外どっち?違いを比較解説

初心者におすすめのFXは国内と海外どっち?違いを比較解説

FX業者には、国内の企業が運営しているところと海外の企業が運営しているところがあります。

数もたくさんあるため、どれを使ったらいいのか迷っているという方もいるのではないでしょうか?

結論をいうと、現在どちらがよいか迷っているFX初心者の方には海外業者がおすすめです。
ただ、国内業者と海外業者では仕組み自体が大きく違い、理解した上で選択することが重要です。

そのため、国内業者と海外業者の主な違いを比較し、それぞれの特徴の違いを理解することで、初心者にも適した選択ができるように解説していきます。

ここからは、国内FX業者と海外FX業者の違いについて詳しく見ていきましょう。

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国内と海外のFX業者の違いを比較

海外FX業者と国内FX業者では、違う点が多数あります。
主な違いは、以下の5点です。

・日本の金融庁からのライセンス取得
・レバレッジの大きさ
・追証の有無
・スプレッドの広さ
・税制の違い

ここからは、それぞれの違いについて詳しく見ていきましょう。

1. 日本の金融庁からのライセンス取得

国内FX業者と海外FX業者の取引環境が違うのは、日本の金融庁からのライセンスを取得しているのかどうかという点が大きいです。

国内FX業者:日本の金融庁からのライセンスを取得している
海外FX業者:日本の金融庁からのライセンスを取得していない

国内FX業者は金融庁によって管理されている

日本の金融庁では、投資家の資産を守るために厳しい規制を用意しており、それを守った運営を行っている企業に対してライセンスの付与を行っています。
ライセンスは一度所有したら永続的に続くわけではなく、継続的に健全な運営をしていないと剥奪されてしまうのです。
つまり、日本の金融庁から認可を受けている国内FX業者は、安全に取引ができる環境が整っていると言えます。

海外FX業者はあえて日本のライセンス取得を行っていない

これだけ聞くと、海外のFX業者は怪しいと感じる方もいるでしょう。
しかし、海外FX業者は日本の金融庁からのライセンスを取得できないのではなく、あえて取得せずにサービスを提供していることが多いです。

その理由は、日本の金融庁の審査が厳しいことが挙げられます。
この審査を通過できる環境を整えてしまうと、海外FX業者の特徴である魅力的なサービスの多くが提供できなくなってしまうのです。

それを避けるために、海外FX業者はあえて日本でのライセンスの取得を行っていません。
ただ、それぞれ拠点を置いている国でライセンスを取得して運営されている業者は多くあります。

2. レバレッジの大きさ

レバレッジとは、日本語に訳すと「てこの原理」のことを指します。
つまり、レバレッジが大きければ大きいほど、少額の資金でも大きな利益を出すことができるのです。

国内FX業者は最大25倍と規制されている

先ほどもお伝えしたように、国内FX業者は日本の金融庁からのライセンスを取得しています。
そのため、ライセンスの規制で決められている最大25倍のレバレッジまでしか設定することができません。

レバレッジはより利益を出しやすいというメリットもありますが、損失額も大きくなるリスクがあるため、安全性の高い25倍の方が安心というユーザーもいます。

海外FX業者は高いレバレッジを使って自由な取引が可能

海外FX業者は、国内FX業者のような制限が設けられていないので、最大レバレッジは平均400~800倍とかなり大きな設定となっています。
中には、1000倍・3000倍といったレバレッジを使える業者もあります。

レバレッジの面を考えると、海外FX業者の方が有利だと言えます。
それは、最大レバレッジを必ず使う必要はなく、多くの選択肢の中から自由に選択することができるからです。

海外FX業者を利用している方の中にも、基本的には25倍以下のレバレッジで取引する方も多いです。
ただ、相場の変動に合わせて自分が利益を狙いたい時には大きなレバレッジをかけて勝負をすることもできるので、その自由度が利用しやすいと考えられています。

3. 追証の有無

FXの取引においては、必ずしも自分の予想通りに相場が動くとは限りません。
そのため、予想と反対に相場が動いてしまった時には、大きな損失を抱えるリスクがあります。
その時に発生するのが、追証です。

追証とは、口座残高以上の損失が出てしまった場合にその金額を負担すること。

国内FX業者は追証の負担がある

国内FX業者は追証が発生するので、万が一損失が出た時には自分で支払わなければいけません。
FXの場合、レバレッジを使って取引をするので、自分が予想していた以上に損失額がふくらんでしまうことも多くあります。

「FXで大きな借金を背負ってしまった」という方がいるのは、この追証が原因であることが大半です。

海外FX業者はゼロカットシステムで追証がない

海外FX業者の多くは、ユーザーが追証によって大きな負担を被ることがないように、「ゼロカットシステム」が用意されています。

ゼロカットシステムとは、万が一口座残高以上の損失が出てしまった場合に、そのマイナス分をFX業者が負担するというもの。

ゼロカットシステムがあることによって、ユーザーの最大損失額は口座残高ということになります。
そのことによって、安心して取引ができる環境が整っているのです。

海外FX業者は最大レバレッジが大きいので、損失額も莫大なものになるケースがあります。
追証を考えなくてよくなれば、思い切って大きなレバレッジを使って利益を狙うといった取引も可能になるでしょう。

4. 取引方式

国内FX業者と海外FX業者では、採用されている取引方式が大きく異なります。

・国内FX業者:トレードをFX業者が仲介する「DD方式」
・海外FX業者:ユーザーの注文が直接LPに流れる「NDD方式」

取引方式が違うと、取引環境も大きく変わってきます。

国内FX業者の「DD方式」はスプレッドが狭い

国内FX業者が採用しているDD方式は、トレーダーから受けた注文を一度FX業者が受けて、それをインターバンクに流すという仕組みとなっています。
その際にFX業者はトレーダーの注文とは反対のカバー注文を行うため、トレーダーが負けた時にFX業者は収益を出すことができるのです。

この仕組みによってFX業者はしっかりと利益を出すことができるため、LPから提示されたスプレッドをそのままトレーダーに流すことができるのです。
そのため、スプレッドが狭くて手数料負担が軽減できるというメリットがあります。

ただ、トレーダーの負けがFX業者の利益につながるため、不透明性が高くて約定拒否やリクオートが発生するのではないかと考える方もいます。

海外FX業者の「NDD方式」は透明性が高い

海外FX業者が採用しているNDD方式は、トレーダーから受けた注文をそのままインターバンクに流します。
そのため、自分が行った注文がすぐに約定される点がメリットと言われています。
その上、FX業者が仲介していない分、透明性が高くて安心という声も多くあります。

ただ、NDD方式ではカバー注文を同時に行うことができません。
海外FX業者の多くは利益を出すために、スプレッドに利益を乗せて提示したり、別途取引手数料が発生してしまいます。

取引ごとに手数料がかかると、取引回数が多い方からすれば負担に感じるかもしれません。

5. 税制の違い

国内と海外、どちらでもFXで出た利益に対して税金を納める必要があります。

また、国内と海外のFXでは課税方法や税率が異なってきます。

サラリーマンか、個人事業主か専業主婦かでも確定申告が必要かどうかが変わってくるので、自身の所得税について申告が必要か事前に調べておきましょう。

国内のFXで出た利益は申告分離課税で税率は一律

国内のFXで出た利益に対しては、申告分離課税という方式で納める税金の額が決定されます。

申告分離課税とは、他の給与とは合算せずに個別に計算がされます。

その税率は固定で一律20.315%の税率が掛けられます。

海外のFXで出た利益は総合課税で税率は変動

海外のFXで出た利益に対しては、総合課税という方式で納める税金の額が決定されます。

総合課税とは、給与や他の所得すべて合算され、合計額に対して課税されます。

その税率は変動となっており、所得額に応じて15~55%の間で計算がされます。

そのため、もしFXで出た利益額が少ない場合は総合課税の方が安くなる場合があります。

国内と海外のFX業者の大きな違いはレバレッジの大きさ

ここまでは、国内と海外のFX業者の違いについて比較しました。

その大きな違いはやはりレバレッジの大きさではないでしょうか。

レバレッジの大きさは利益に直結し、国内のFXでは規制によって最大25倍であるため、大きな利益を狙おうとすると、その分多額の資金を用意する必要が出てきます。

これは、FX初心者にとっては大きな負担となるのではないでしょうか。

それに対し、海外FXではレバレッジの規制はなく、必ずしも最大レバレッジで取引する必要もないので、必要に応じてレバレッジを変更したり、少ないロット数で取引するなど、海外FXでは自身の状況に合わせてリスク管理をすることが可能です。

国内よりも海外FX業者での口座開設がおすすめ

FX初心者で、どちらの業者を選べばいいか迷った時には海外FX業者がおすすめです。
海外FX業者であれば、少額でもチャレンジしやすいですし、大きな追証が発生するリスクを防ぐことができます。

海外FX業者もそれぞれ特徴があるため、自分にあった業者を探し、口座を開設してみましょう。

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