海外FX業者は、国内業者にはないさまざまな魅力が用意されているので、使ってみたいと考えている方も多いのではないでしょうか？
しかし、トレードを行う方の中には、「海外FX業者は怪しい」「利用するのをおすすめしない」という方も存在します。
このような噂があるものの、日本人トレーダーでも海外FX業者を多数利用する方はいます。
では、どうして「海外FX業者はおすすめしない」という噂が流れてしまうのでしょうか？
そこで今回は、海外FX業者をおすすめしない理由と、その真実について詳しく解説していきます。
海外FX業者はおすすめしない理由とその真実
海外FX業者はおすすめしないと言われてしまう理由は、以下の5つが挙げられます。
ではここからは、その詳細と真実について考えていきましょう。
おすすめしない理由1：日本の金融庁から警告を受けている業者がある
国内FX業者は、日本の金融庁から営業許可を受けて行っている業者です。
それに対して、海外FX業者は金融庁からの許可を得ていない状態となっています。
そのため、海外FX業者の中には、日本の金融庁からの警告を受けているところもあります。
海外FX業者の多くは、日本の金融庁のライセンスを取得してしまうと、本来実施しているサービスを提供できなくなってしまうので、あえて取得していません。
ただ、警告が出されているとなると、不安に感じるところもあるでしょう。
違法ではなく安全な業者もある
金融庁からの警告を受けていると、危険な業者だと思う方もいるかもしれません。
しかし、金融庁が警告を出しているのは、登録していない業者が日本人を勧誘していることに対してのみです。
つまり、日本人が海外のFX業者を利用していても、違法になることはありません。
その上、海外FX業者は日本の金融庁の発行するライセンスを取得していないだけで、他国でのライセンスを取得しているところも多いです。
内容によっては、日本のものよりも審査が厳しいものもあります。
もちろん海外FX業者の中に詐欺業者がある可能性は否定できませんが、慎重に選べば安全な業者を利用することができるでしょう。
おすすめしない理由2：海外FX業者によって出金拒否される可能性がある
海外FX業者の中には、詐欺業者もあります。
詐欺業者は、顧客が入金した資産を使い込んでいたり、出金拒否をして持ち逃げすることもあります。
FXの取引では大きな資産を扱う方も多いです。
そのため、このような業者がいることにより、海外FX業者を使うのは危険という声もあります。
多額の出金実績を持っている海外FX業者は多い
出金拒否のリスクがあるのは、詐欺業者のみです。
多くの海外FX業者は、これまでの実績の中で多額の出金実績を持っています。
海外FX業者はより多くのユーザーがたくさんの取引を行うことによって、利益が獲得できる仕組みとなっています。
つまり、出金拒否をするという噂が流れてしまうと、利益を獲得することができなくなるため、FX業者にとってもメリットがないのです。
ただ、中には出金拒否をする業者もあるので、信頼して資産を任せられるところかどうかを事前に判断しておく必要があるでしょう。
おすすめしない理由3：信託保全が義務ではない
FX業者の資金管理方法には、「信託保全」と「分別管理」の2つがあります。
・信託保全：顧客から預かった資産は信託銀行で管理を行う
・分別管理：顧客から預かった資産は運営資金と分けて自社で管理する
信託保全であれば、運営会社が顧客の資金を管理するわけではありません。
そのため、万が一運営会社が倒産してしまった場合でも、銀行から返金が行われます。
しかし、分別管理の場合は運営資金と分けて管理されているものの、倒産時に返ってくる保障はありません。
国内FX業者は金融庁の規制によって信託保全が義務となっていますが、海外FX業者はそのような規制がないので、不安に思う方もいるようです。
海外FX業者でも万が一の際の対策をしている業者はある
海外FX業者は信託保全が義務づけられていませんが、中には信託保全を実施しているところもあります。
その上、独自に「投資家補償基金」や「投資家資金補償保険」に加入している業者もあります。
このような業者であれば、運営業者に何かあった時でも資産が使われてしまうことはありません。
信頼できる海外FX業者もあるので、事前に調べておくと安心して利用できるでしょう。
おすすめしない理由4：スプレッドが広めに設定されている
FXの取引時に発生するスプレッドは、FX業者によって異なります。
ただ、海外FX業者の大半はNDD方式を採用しているため、DD方式を使っている国内FX業者と比べるとスプレッドが広くなっている傾向があります。
スプレッドは、取引ごとにかかってくる手数料のようなものです。
その差は大きなものではなくても、取引量が増えれば増えるほど負担は大きくなり、思ったように利益を出すことができなくなる可能性もあります。
国内FX業者にはない豪華なボーナスが受けられる
スプレッドの負担のみを考えれば、国内FX業者の方が有利に見えるでしょう。
しかし、海外FX業者の多くはユーザーがより効率よく取引を行うことができるように、豪華なボーナスキャンペーンを用意しています。
中には、取引ごとにキャッシュバックを受けられるものもあります。
このようなボーナスを活用すれば、手数料負担を抑えながら大きな利益を狙うことが可能です。
トータルで考えた場合には、海外FX業者の方がメリットが大きくなることもあります。
その上、海外FX業者の中には国内FX業者と大差ないスプレッドを設定しているところもあるため、事前に確認して自分が使いたい環境を選択するといいでしょう。
おすすめしない理由5：高いレバレッジが用意されていてハイリスク
国内のFX業者は、金融庁の規制によって最大25倍のレバレッジまでしか設定することができません。
しかし、海外FX業者にはこのような規制がないため、自由に高いレバレッジを提供することが可能です。
高いレバレッジを使えば、少額の資金でも短時間でまとまった利益を出すことが可能です。
そのため、魅力的に感じる方も多いと思いますが、反対に損失額が大きくなってしまうというリスクも存在します。
実際に日本の金融庁は、投資家の資産を守るために25倍までという制限を設けていることを考えると、高いレバレッジはハイリスクなものだということができるでしょう。
ゼロカットシステムがあるので安心
高いレバレッジを使うと、損失額が大きくなるのは事実です。
しかし、海外FX業者の多くはユーザーに安心して取引を行ってもらうために、ゼロカットシステムを採用しています。
ゼロカットシステムとは、口座残高以上の損失が出てしまった場合にはその損失額を取引業者が負担するというもの。これが用意されていれば、追証の心配がない。
国内のFX業者は、ゼロカットシステムを使うことができません。
そのため、万が一大きな損失が出てしまった場合には、その金額をユーザーが負担する必要があります。
相場の動きによっては、自分が予想していない損失が出る可能性があるため、ゼロカットシステムが用意されている海外FX業者の方が損失額を抑えられると考えるトレーダーも多いです。
国内のFX業者よりも海外の業者を使うメリット・デメリットは？
ここまでは海外FX業者をおすすめしない理由とその真実について解説しましたが、一方で海外のFX業者は多くの日本人トレーダーに利用されています。
そこでここでは、国内のFX業者と比較して、海外のFX業者を利用した場合のメリット・デメリットについて解説していきます。
メリット1：高いレバレッジ
前述では、高いレバレッジは損失額が大きくなるリスクがあると解説しましたが、裏を返せば少ない資金で大きな利益を出すことも可能ということです。
日本では最大25倍までですが、海外では800倍や1000倍まで可能です。これにより、少ない資金で大きな取引が可能になります。
メリット2：通貨ペアの豊富さ
海外のFX業者は、通貨ペアの種類が豊富なこともメリットの一つです。日本の業者では取り扱いのない通貨ペアを扱っていることもあり、投資の幅を広げることが可能です。
メリット3：自動売買ツールの使える海外FX業者が多い
多くの海外のFX業者は取引プラットフォームにMT4という共通のプラットフォームを使います。
このMT4へは、EA(エキスパートアドバイザー)と呼ばれる自動売買ツールをインストールすることで、自分で取引を行わなくても予めプログラムされた通りにEAが自動で売買を行ってくれます。
EAは、トレーダーが寝ている間や、トレーダーのメンタルに左右されることなく取引を行えるのがメリットとなっています。
当サイトでは、独自に開発したEAをFX口座を開設していただいた方に無料で配布しています。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
デメリット1：規制が緩い
しかし、一方で海外のFX業者の最大のデメリットは規制が緩いことです。
日本では金融庁による厳格な規制がありますが、海外のライセンスを取得していない場合や、ライセンスの内容によっては規制が緩いことがあるため、投資家の保護が十分でない可能性があります。
そのため、業者によっては突然の破綻や不正行為による損失のリスクがあります。
デメリット2：日本語対応の不十分さ
多くの海外FX業者は英語主体で、日本語対応が不十分であることがデメリットとして挙げられます。
特に初心者の方にとっては、取引画面や情報が英語のみで表示されると理解するのが難しく、間違った取引をしてしまうリスクがあります。
また、問題が発生した際にサポートへ連絡することが難しくなる可能性もあります。
デメリット3：送金手数料の高さ
海外のFX業者を利用する場合、国際送金で入金した場合、国内の業者と比べて送金手数料が高いこともデメリットの一つです。
特に頻繁に取引のための入金を行う場合、この手数料が大きな負担となることがあります。
以上のように、海外のFX業者を利用する際にはメリットとデメリットが存在します。これらを理解した上で、自身の投資スタイルやリスク許容度に合った業者を選びましょう。
初心者が海外のFX口座を開設するならXMTradingがおすすめ
海外のFX口座に興味がある初心者には、XMTradingという海外FX業者が最適です。
初心者が海外FX取引を始める際には、信頼性と利用しやすさが重要となります。XMTradingはこれらを兼ね備えた業者であるため、非常におすすめです。
ここでは、初心者でも安心のXMTradingのおすすめポイントについてご紹介していきます。
おすすめポイント1：海外FX業者の中でも長い運営歴
XMTradingは、2009年運営開始の、2023年現在14年目の海外FX業者の中でも、特に運営歴が長く老舗の海外FX業者です。
それだけ長く運営できるということは、多くのトレーダーから信頼され、トラブルも少なく運営されているということが言えるのではないでしょうか。
おすすめポイント2：豪華なボーナス
XMTradingでは、新規と既存のトレーダーに向けて様々なボーナスが用意されています。
このボーナスは出金できませんが、証拠金として使えるため、より多くの利益を狙った取引が可能になります。
おすすめポイント3：ライセンスの保有
XMTradingは、拠点を置くセーシェルからライセンスを交付されています。
このライセンスを保有していることにより、運営が第三者の目によって監視されているため、XMTradingは初心者にとっても安心できる海外FX業者ではないでしょうか。
おすすめポイント4：日本語サポート
XMTradingは海外FX業者ですが、日本人による日本語でのサポートも充実しています。
海外FX業者の中には、日本語サポートと謳いながら外国人による翻訳によるサポートも存在します。
しかし、XMTradingでは日本人による24時間365日のサポートのため、トラブルや疑問点などスムーズにやり取りすることが可能です。
XMTradingについて、もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事でも解説していますのでぜひご覧ください。
＼ XMTradingの公式サイトはこちら ／
海外FXに関するよくある質問
海外FXでの取引では税金が発生しませんか？
いいえ、海外FXでの取引でも税金は発生します。ただし、国内と海外では課税方法が違い、税率が違ってくるので注意が必要です。
利益が少ない場合は、海外FXでの申告の方が税金が安くなる場合があります。
海外FX業者のゼロカットがあれば大きな損失を出しても安心ですか？
ゼロカットは、口座がマイナスになってしまった時にマイナス分を帳消しにしてくれるシステムです。
国内のFX業者であれば、このマイナス分を追証として支払わなければいけませんので、このゼロカットシステムは海外FXにおいて大きなメリットと言えます。
しかし、ゼロカット前提でのゼロカットシステムを悪用した取引は口座が凍結される可能性がありますので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか？海外FXがおすすめできない理由として、高いレバレッジによるリスクが高いこと、規制が緩いこと、そして言葉の壁があることをご紹介しました。
これらの要素は、FXトレーダーが海外FXを選択する際の大きな障壁となり得ます。もちろん、海外FXには魅力もありますが、そのリスクを理解し、自己責任で取引を行うことが必要です。
確かに、高いレバレッジで大きな利益を狙うことが可能ですが、それは同時に大きな損失を招く可能性も秘めています。また、言語の壁や規制の緩さからくるトラブルは、国内のFX業者で取引を行う場合には遭遇しない問題です。
最後に、投資は自己責任です。海外FXを選択する場合も、しっかりとリスクを理解した上で進めてください。リスク管理をしっかりと行い、自分自身のトレードスキルを高めることが何よりも重要です。
